こんにちは!
売却部門の谷口です。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、緑ヶ丘地域福祉センターにて地域包括ケア会議に参加させていただきました。
今回のテーマは「整理現場から見た地域の見守りと支援の大切さ」で、
あんしんネット事業部長・整理コーディネーターの石見良教さんを講師として、プロの目線から孤独死問題やゴミ屋敷問題に対してアドバイスを頂きました。
私、元々在宅支援介護施設の施設長を務めておりましたので、こういった問題に直面することも少なくありませんでした。
当時の私なりに、その方の背景なども踏まえてできる関わりを持ってきたつもりでしたが、やはり地域ぐるみでの関わりや支援体制は必要不可欠ですね。
認知症であったり、大切な方との別れでセルフネグレクトに陥ったり、身体的な負担からごみを捨てに行くことができず、意欲の低下も招いてしまったり、、、そういった状態になり始めると、余計に他者との関りを拒絶するようになり、どんどん拍車がかかっていってしまいます。
デイサービスに行きたくない、病院に行きたくない、訪問診療を受けたくない、、、
これが重なっていくと「孤独死」「ゴミ屋敷」になる可能性が高まっていきます。
早い段階で気づけていれば、周りの協力を得ることができたかもしれないですし、デイサービスに通っていたかもしれません。
今でも元気に楽しく生活していたかもしれません。
大切なのは、「いかに早く気付けるか」です。
そして、気づくためには普段から関わりを持っていないと変化が分かりません。
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ヤマト運輸と東京都の「高齢者等を支える地域づくり協定」】
【
足立区の孤立ゼロプロジェクト】
【
世田谷区の良好な生活環境の保全に関する条例】
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正直、知らない人の方が多いと思います。
福祉に関することは、「実際に困らないと知ろうとしない」これが現実であり、知る必要が無いので至極当然のことです。困っていなければ知らないことの方が多いのです。
だからこそ、こういった福祉とは何の関係も無いような場所で、人の目に触れることが大切だと思っています。
今後も会社としてどんどん地域に関わっていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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